実機について |
時空歴2010年… 1984年9月、テーカン(テクモ→コーエーテクモゲームス)から登場したシューティングゲームである。 ゲーム画面は上から下へ流れる縦スクロール式であるが、自機の移動によって僅かに左右にもスクロールする。 8方向レバー・ボタンで、自機「ファイナルスター」を操作する。 自機の武装である2連装ファイナルビームは、画面内に最大3発まで連射が可能。 敵は空中物・地上物の区別はあるが、一部の大型敵を除いてファイナルビーム1発で破壊出来る。 空中物は全て金色に彩られたキャラクターで、激しく蛇行したり上下に大きく動く等、様々なパターンでプレイヤーを翻弄する。 更に自機を正確に狙う弾を発射して攻撃する。なお、空中敵の出現順は完全に固定されている。 但し、エリアターゲットの出現や自機のミス・特定の敵を誘導する等で、僅かに出現パターンの調整が可能。 一方、全ての地上物は自機と接触判定は無い。以下のキャラクターが登場する。
このキャラクターを破壊すると同時に、友軍機「パーサー」が出現する。 「パーサー」と接触すると自機の後部に合体する。同時に軽快なBGMに変わり、自機の連射力・機体の速度が1.5倍に上昇する。
エリア進行中、空中物・地上物を一定数破壊するとBGMが変わり、暫くすると地形が途切れる。
この作品は当時としては珍しく、自機の連射力を生かした様々なボーナスが用意されている。
更に小学館の少年雑誌「コロコロコミック」と提携し、日本一のゲームチャンピオンを決める一大イベント 「第一回 全国シューティングキャラバン」の大会作品に指定され、一躍ブームとなった。
1986年11月にファミコンオリジナルの続編として、テクモから「スーパースターフォース―時空歴の謎―」が登場。
更に1992年、同じくテクモから「ファイナルスターフォース」が登場した。
※…ミニチュア作品は、同社の純正筐体「アーバン(1989年)」を使用。 |
作品&戯言 |
2018年3月の作品テーマは「テクモ」(旧社のテーカン、更に現在のコーエーテクモゲームスも含む)です。 特に80年代前半に掛けて、同社から様々な面白いビデオゲームがデビューしてましたが、 例によって当時の思い出を語りたくて、強引に同社の純正ミディ筐体に載せちゃいました。
基本的にシューティング専門である作者にとって、お気に入りのゲームの一つです。
話は前後しますが、1985年夏に行われた「第一回 全国シューティングキャラバン」、実は当時の作者も出場を目指して、
1985年は業務用・家庭用問わず、良作ゲームが続々と登場してホントに楽しい時代でした。 |